IKEA「Start Home」コミュニケーション計画

この記事では、IKEA Start Homeのケースでのコミュニケーションプランの例をご紹介します。

「Start Home(家庭から始める)」キャンペーン 家庭でのシンプルな対策で、2020年の目標* は達成可能でしょうか? 3週間にわたるチャレンジ。倉庫第一位の栄光を目指せ! 日時:2016年11月の3週間 参加者数:従業員398名 2016年の

「Start Home」キャンペーンの一環として、IKEAノルウェーは従業員選手権を開催。同選手権では9棟の倉庫間で、CO2e削減量と3週間のチャレンジを競い合いました。この選手権は「Start Home」キャンペーンに対する当事者意識および持続可能性に関する知識を向上させる取り組みの一環として実施され、その後2017年1月には同社顧客に向けたチャレンジとして展開されました。

同社の従業員のおよそ3分の2は、パートタイムの役職に就いています。パートタイムの従業員は立場上、正式な社内コミュニケーションチャンネルでは活発に意見交換をしていません。同社は、開催したチャレンジでできる限り多くの人に呼びかけを行うため、可能な限り多くのチャンネルを使用するアプローチをとりました。

このキャンペーンはTrigger社との提携のもと設計されました。IKEA側の願いは、家庭内で持続可能に暮らすために個人としてできることへの意識を向上することで、顧客がもっと持続可能な生活を送る方法を探す手助けをする役目を果たすことでした。  

IKEAノルウェーが活用したチャンネル:

 

  • 社員食堂のスクリーン(社内コミュニケーション責任者が一元管理)
  • 社員食堂のテーブルの上にチラシを配布
  • 従業員全員が通勤・退勤途中に必ず通る場所にある「今月のイベント掲示板」にポスターを掲示
  • 倉庫リーダーの主導のもと、倉庫に流れる放送でチャレンジについて告知
  • 社内チャンネルであるWorkplace(開発元:Facebook)
  • 各倉庫の親善大使が、同僚のところへ向かいチャレンジについて話し参加を募る
  • 従業員エリアのスクリーン(食堂と従業員入り口)
  • メールアドレス
  • SMS

  コミュニケーション資料:

 

チャレンジの2週間前
  • チャレンジ開始の2週間前にチラシとポスターを配布
  • 10のアクティビティに関する画像資料と説明書きを交互にスクリーンで表示。
  • 各倉庫の各部門(ベッド、キッチン、返品など)のチームリーダーが、チーム全体にチャレンジについて社内メールで紹介
  • Workplaceへの投稿(「Start Homeチャレンジ開始まで2週間」)でコンセプトについて説明。
チャレンジ期間中
  • チャレンジ開始日にYammerとメールで、Duckyウェブサイトのチャレンジリンクと共に「いよいよです - チャレンジが始まりました」と投稿
  • チャレンジが開始した旨の情報を、全従業員へSMSで送信
  • 10つのアクティビティに関してYammerに投稿し、進行中のチャレンジについて従業員にリマインドする
  • 倉庫リーダーが社内ラジオで日々の告知(優勢のチーム、所属倉庫の参加状況、忘れず活動内容を記録するようにとの呼びかけなど)を流す。
  • チャレンジの一週間ごとのまとめを、削減量の翻訳と共にYammerとスクリーン上に掲示
  • 週次ミーティングにおいて、チームリーダーが対抗戦についてチーム全体にリマインド。
  • チャレンジ期間中に倉庫リーダーがSMSを2回使用し、参加と記録について再度呼びかけ
  • スナップチャットの担当を倉庫間で交代制にし、環境担当の従業員が主導となって、勤務中に従業員が取ったシンプルで環境に良い行動を投稿。
チャレンジ終了後
  • チャレンジのまとめを(Duckyから提供された)統計結果とCO2削減量の翻訳と共に、Yammerとスクリーン上に掲示
  • 優勝者が決定した時に動画をYammerに投稿。

 


 
 

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